1953-02-09 第15回国会 衆議院 予算委員会 第19号
飼料の問題でも、あるいは肥料の問題でも、あるいは鉄やその他の問題でも、いろいろ新たに統制を加えるとか、あるいは統制を強めるとか、あるいは統制について再考慮しなければならない段階になつて来ておるようにわれわれは思うのでございますが、そういう点に関してこの厖大予算を前にして、大蔵大臣はどういう御所見を持つておられるか。
飼料の問題でも、あるいは肥料の問題でも、あるいは鉄やその他の問題でも、いろいろ新たに統制を加えるとか、あるいは統制を強めるとか、あるいは統制について再考慮しなければならない段階になつて来ておるようにわれわれは思うのでございますが、そういう点に関してこの厖大予算を前にして、大蔵大臣はどういう御所見を持つておられるか。
国鉄二十六年度当初予算は千三百九十一億四千八百万円余でありまするが、今回の補正予算によりまして約四百一億余の増額を受け、千七百九十億余の厖大予算となりました。その主原因は物件費の増額によるものでありまして、その原因は朝鮮動乱の影響による物価の上昇であります。
即ち本年度の予算歳出総額は今次の補正を加えて七千九百三十七億円、まさに終戰以来、未曾有の厖大予算である。当初予算施行後まだ半カ年を出でずしてこのような膨脹を示した原因は、言うまでもなく軍事費の増大である。その証拠として挙げられる第一は警察予備隊費である。当初予算は百六十億円であつたのでありますが、又してもほぼ同額をこれに追加している。
併しながらこの機会に希望を申上げまして、むしろ当局の御決意を促したいと思いますことは、只今内容を聞くにつけましても、この予算は昨年度の予算に比較いたしまして聴取料の値上げを断行いたしておりまするので、放送協会といたしましては、これは空前の厖大予算を計上いたしておる次第であります。これに対しまして、聴取料値上げに対しては、諸般の事情を勘案いたしましてこれを妥当とみなしてよろしいと思います。
ことに政府が、この税制改革の上に二十五年度の予算案を組み立てまして、昨日衆議院におきましてはわれわれ野党の一致した反対にもかかわらず、多数の力をもつて衆議院を押し切りましたこの六千六百十四億の超厖大予算、この予質におきまして相かわらず大衆收奪の租税の上に組み立てておきながら、片一方におきまして、自由党の党略的な二十五年度における減税の宣伝を行つておるのでありますが、われわれは、昨日反対をいたしました
更に地方財政法の決定を見ないうちに、あの厖大予算を通過さしたというような、まるで基本的な審議の法案が決定を見ない以前において、これが多数を恃んで、殆んど審議打切りの形で以て強力に遂行された。
わずかばかりのものを獲得して、この厖大予算の穴埋めにする、財政の健全化をはかるという意味においては、これはすずめの涙、大風に灰をまいたようなものであつて、何の効果もあがるものじやない。それなのにこれをやる。
一、物價をつり上げ私たちの生活を破壞する二十四年度厖大予算反対。推定による一方的更正決定に反対いたします。一、勤労所得税の撤廃。一、審査請求中の差押公賣に反対します。一、主食の配給掛賣を実施してください。一、寄付に頼らず運営のできるように学校に予算を増加してください。一、労働法規の改惡に反対します。右九箇條中、差押公賣は緊急お取上げの上中止するように特にお願いいたします。
さらに第四点としてわれわれが指摘しなければならないのは、この政策委員会決定並びに日銀機構のこうした部分的な改正によりまして、いわゆる七千数百億に達する厖大予算の実施過程に起つて参りますところの金融情勢の困難なる事態に対処することはできないということであります。
その財源は二千二十億を越える価格調整費ないしは千七百五十億の見返物資特別資金、このような独占資本に奉仕することをやめるならば、二十四年度の厖大予算を大幅に削つても、なおかつ可能なはずである。また、この予算的措置は必ず本國会会期中にさるべきであつて、そうして本國会に報告されることをわれわれは求めるものである。 本決議案のごとき精神は、言うまでもなく予算成立の以前に具体化さるべきであつた。
これはたびたびわれわれの方から意見を出すのでありますが、そういう意味で税に関する苦情処理機関というようなものの設置を眞劍に考えて行かなければ、今年も、われわれ反対いたしましたけれども、しやにむに議会を通つてしまつたところの厖大予算の税收を確保するという見地から見ましても、相当こうした問題が今までにない増加を示すだろうと思いますので、その点を考えてみてもらいたいと思うのであります。
併し現内閣におきまして、七千余億の厖大予算におきまして、それが逆に縮減の方向を迫るとは、我々の夢想だにしなかつたところであります。鉄や石炭だけが重要産業でなく、食糧の生産が日本の自立にどれ程重要であるかという事実を政府は十分認識しまして、本決議案の趣旨を尊重し、以て見るべき施策を速かに講ずることを希望且つ要求しまして、本決議案に対する賛成の趣旨とするものでございます。(拍手)
こういう一連の政策によつて裏付けられるところの今時の予算、而も七千四十九億の厖大予算、これに対しましては、我々労働者といたしましては断じて賛成することはできないわけであります。全国の労働組合、勤労大衆、或いは又現時躍進しつつあるところの世界の民主主義的勢力、この名において我々としては断じて賛成することはいかないわけであります。
その結果、一應法律できまつたわけで、のんだわけでありますが、しかしながらこれは芦田内閣がちようど厖大予算を組みましたときに、マル公の引上げであるとか、鉄道、通信料金に二倍引上げであるとかいうようなことを行つた。そのときに結局二千九百二十円ベースをそのまま踏襲した三千七百円ベースというものを実施したわけです。ところがこの三千七百円ベースというものは算出の基礎に誤りがあつた。
これを要するに、一般会計約四十七億、特別会計約三百二十八億という國民の血税によつてまかなわれるべき厖大予算は、実に疑点が多いのであります。しかも、新聞の報ずるところによれば、病氣全快した吉田首相は、一昨日マツカーサー元帥に面接、その後早くも二日を経過しているにもかかわらず、この厖大重要な暫定予算の審議に、いまだに姿を見せないのでございます。
しかるに政府は、人件費があたかも厖大予算と重税の原因であるかのごとくに逆宣傳を行い、官公吏六十万の首切り、行政整理を強行しようとしているのであります。しかし、実際には人件費は、一般及び特別会計を合せた歳出の一二%であり、事業会計を除けば、わずかに九・四%にすぎないのであります。
これらがただ單に農民には低米價供出を、労働者には低賃金安定を強要し、更に大衆課税の強行とか、中小企業に対する融資の引締め等にのみ意を房いて、復金インフレとか、厖大予算とか、インフレの根因を忘れておる結果、これらの甘い中間安定構想の背後には、勤労大衆の不満と、又尚且つインフレの破局化という脅威が絶えず附きまとつていることをお忘れになつておるのであります。
この補正予算は、この前の國会で可決されました本予算を合せますと、一般、特別両会計の純計歳入歳出ともに一兆六百億を上まわる厖大予算であります。政府は健全財政をとなえながら、なおインフレをあおるこの予算を提出しておるのであります。
政府が企図しているところの中間安定のごときは、おそらく夢として、明日にも崩れ去つてしまうであろうというこの情勢のもとにおいて、この水増し厖大予算の遂行過程において、來年の三月三十一日まで二百七十日余りの間、日本の勤労階級諸君は三千七百円のべースで食つていけるという自信を、加藤労働大臣はもつておられるかどうかという問題を、はつきり伺いたいのであります。私は民主自由党の見解をはつきり表明いたします。
現に私どもが手にしております予算は、今までの予算としては、日本始まつて以來の大きな厖大予算である。これは來る六月の末までに愼重審議するということには、なかなか困難性が伴つております。掘り下げて檢討すればなるほど、この予算には相当な私どもの意見を申し上げなければならぬということも包藏されておる。